カーテンの丈が短すぎて隙間ができてしまうと、見た目が悪くなるだけでなく光漏れや冷気の侵入などの問題も起きてしまいますよね。でも実は、カーテンが20cm足りない場合でも、買い替えずに工夫で解決できる方法はたくさんあるんです。
たとえば、布や裾上げテープで延長する・突っ張り棒を使う・カフェカーテンの活用など、すぐに実践できる対処法がいろいろあります。
このページでは、そんなカーテンの長さが足りないときの対処法を5つに絞って、わかりやすくご紹介していきます。
カーテンの長さが足りないときに最初に確認すること
カーテンの長さが20cm足りないと気づいたとき、すぐに買い替えを考えてしまいがちですが、まずは原因を確認してみるのがおすすめです。少し工夫するだけで、意外と簡単に解決できることもあります。
長さ20cmが足りないとどうなる?見た目・遮光の影響
20cmも丈が足りないと、床とカーテンの間にかなり目立つ隙間ができてしまいますよね。この隙間から外の光が差し込んでしまい、せっかくの遮光カーテンの効果が薄れてしまうことがあります。特に朝日が差し込む窓だと、思ったよりまぶしく感じることもあるでしょう。
また、冬場など寒い季節には、その隙間から冷気が入り込むため、室内の暖かさが逃げやすくなり、エアコンや暖房の効きにも影響が出てしまいます。冷気だけでなく、ホコリや花粉が入りやすくなるという声もあります。
さらに、見た目にも影響があります。カーテンの下が空いていると全体のバランスが崩れ、なんとなく部屋がちぐはぐな印象になってしまうこともあります。家具やインテリアにこだわっている方にとっては、こうした見た目の違和感も気になってしまうポイントではないでしょうか。
買い替え前にチェック!取り付け方法と窓サイズ
本当に20cm足りないのか、まずはカーテンポールの位置やフックの種類、取り付け方を見直してみるとよいですね。フックの形状によっては、数cmほど高さを調整できることがあります。特にAフックとBフックでは吊るし位置が変わるため、意外と見落とされがちなポイントです。
また、カーテンレールの取り付け位置が低めになっていないかも確認してみましょう。
壁に余裕がある場合は、レールを少し上に付け直すだけでも隙間が気にならなくなることがあります。さらに、窓の高さをもう一度正確に測り直してみると、「思っていたより短くなかった」と気づくケースもあるので、事前に再チェックしておくのがおすすめです。
カーテンの長さが20cm足りない場合の対処法5選
ここでは、実際に20cm足りない場合に試せる簡単な方法を5つご紹介します。すぐに取り入れやすい工夫も多いので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
裾上げテープや布で延長する方法
手芸店や100円ショップなどで手に入る裾上げテープを使って、カーテンの下部に布を継ぎ足す方法があります。縫わずにアイロンで接着できるので、裁縫が苦手な方でも安心して使えますね。
布を選ぶ際には、既存のカーテンと同じ素材や色味に合わせると自然な仕上がりになります。もしまったく同じ布が手に入らなくても、グラデーションのように色を変えたり、あえて別の柄を取り入れてアクセントとして楽しむのもおすすめです。
また、継ぎ足す布をレース素材や薄手のリネンにすると、季節感を出すこともできます。例えば、夏は涼しげな印象に、冬は温かみのある素材にすることで、お部屋の雰囲気を変える楽しみ方もあります。
別のカーテンをつなげて補う方法
同じ幅・色のカーテンがもう1セットある場合、それを上下に縫い合わせて丈を延ばす方法もあります。上下の柄やラインをきれいにつなげるには少し注意が必要ですが、布用ボンドや裾上げテープでも接着できるため、ミシンがなくても大丈夫です。
この方法は、特にサイズが中途半端な窓に合わせたいときに役立ちます。あまったカーテンを再利用できるので、エコで経済的な対処法としてもおすすめです。
突っ張り棒を追加する裏ワザ
カーテンの下にもう1本突っ張り棒を設置し、小さめのカフェカーテンを取り付けることで、足りない丈の部分をカバーすることができます。この方法は工具も不要で簡単に取り付けられるので、忙しい方や引っ越しの多い方にもぴったりです。
突っ張り棒の長さやデザインも豊富にあるので、インテリアの雰囲気に合わせて選べば、実用性と見た目の両方を満たすことができます。取り外しが簡単なので、季節ごとに布を変えて気分を変えるのも楽しいですよ。
カフェカーテンや短めカーテンを活用
もし見た目をあまり気にしない場所(たとえば寝室や子ども部屋など)であれば、短めのカフェカーテンを重ねて使うだけでも十分な目隠しや遮光の効果が得られます。柄や色を変えてアクセントにすると、お部屋の雰囲気も明るくなりますね。
また、2段カーテンとしてデザイン的に見せる使い方もできます。上は無地、下は柄物などの組み合わせで、遊び心のあるインテリアを楽しむこともできます。あまりコストをかけずに変化を加えたいときに便利な方法です。
カーテンクリップで吊る位置を調整する
カーテンクリップを使うことで、通常より少し下の位置からカーテンを吊るすことができます。ポールの下側に挟むように取り付ける形になるため、ほんの数cmですが丈を稼ぐことができ、下の隙間を少しでも減らせます。
この方法はカーテン自体を加工する必要がないため、元に戻したいときも安心です。また、カーテンクリップのデザインも最近はおしゃれなものが増えており、アクセントとしても取り入れやすいのが魅力です。
それでも気になるなら?買い替え時のポイント
どの方法を試しても見た目や使い勝手が気になる場合は、思い切って買い替えを検討しても良いかもしれません。ここでは、買い替え時に知っておきたいポイントをまとめてみました。
オーダーカーテンと既製品の違い
買い替えを考える場合、オーダーカーテンなら窓にぴったりのサイズで作ることができます。価格は少し高めになりますが、自分の好みに合わせて素材や色、遮光性や防音性といった機能性まで選べるので、満足感の高い仕上がりになります。窓の形状が特殊だったり、既製品では合わないサイズのお部屋には特におすすめです。
また、インテリアとの調和や季節に合わせた生地選びなど、細部までこだわることができるため、「理想通りの空間をつくりたい」という方にはぴったりの選択肢といえるでしょう。
一方で、既製品でもサイズ展開が豊富なブランドを選べば、コストを抑えつつ理想に近いカーテンを見つけることも十分可能です。特にシンプルなサイズの窓であれば、既製品の中からでも見た目も機能性も満足できるものを見つけやすいですし、納期も早く済むというメリットがあります。
安くてぴったりのサイズを探すコツ
ニトリやIKEA、ネット通販(Amazon・楽天など)では、さまざまなサイズやデザインのカーテンが豊富に揃っています。丈200cm以上のカーテンも手に入りやすく、遮光タイプや洗える素材など、用途に合わせて選ぶことができます。
検索の際は、「カーテン 〇〇cm丈」や「遮光」「洗える」などのキーワードを加えると、条件に合った商品を効率よく見つけやすくなります。さらに、レビューを参考にすることで実際の使い勝手や生地感をイメージしやすくなるので、オンラインでの購入にも安心感がありますよ。
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まとめ
ちょっとした工夫をするだけで、丈が足りないカーテンも見た目よく使えるようになります。まずは手軽にできる方法から試してみるのがおすすめです。
- 20cm丈が足りないカーテンは、DIYで解決できる方法が多数あり
- 裾上げテープ・布・突っ張り棒などを活用してみる
- 取り付け方法の見直しや、カーテンクリップも有効
- 買い替えるならオーダーも検討しつつ、既製品のサイズ展開もチェック
丈が足りないカーテンでも、少し工夫することで快適に使えるようになります。まずはおうちにあるものや100円ショップのアイテムなどから試してみてくださいね。
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