安全靴は、製造や建設現場で足を保護するために使用されます。
多くのブランドがあり、選ぶのが楽しくなりますよね。
安全靴は、つま先に硬い素材が使用されており、足をしっかりと保護してくれます。
一方で、作業中に汚れやすく蒸れて臭いが気になってしまうのも事実です。
足元から臭ってくるのは避けたいので、出来るだけ清潔に使っていきたいですよね。
そこで、安全靴の洗い方や臭いを取る方法をご紹介します。
さらに、安全靴の手入れ方法や長持ちさせるコツについても後半でまとめていますので、ぜひご覧ください。
安全靴の種類と汚れを除去する洗い方
安全靴の種類や洗い方を紹介します。
安全靴の種類
スニーカータイプの安全靴は、本革と合皮のものがあります。
本革製の安全靴は水洗いができないため、別の方法でお手入れが必要です。
本革の安全靴は、外側の汚れを柔らかい布と靴クリームで落とし、内部はしっかりと乾燥させてから消臭スプレーを使って対策しましょう。
革製品以外の安全靴の洗浄方法について詳しく説明します。
以下の手順で行えば、革製品以外の安全靴を効果的に洗うことができます。
安全靴の洗い方
安全靴の洗い方は、以下の4つのステップに分けられます。
- 汚れを取り除く（水拭き）
- 洗浄する
- すすぎ洗い
- 乾燥
やり方を説明していきますね。
①汚れを取り除く（水拭き）
まずは安全靴についた汚れをしっかり落としましょう。
ぬるま湯で濡らしたタオルを固く絞り、表面の汚れを水拭きします。
これだけでもかなりの汚れが取れます。
②洗浄する
ぬるま湯で薄めた中性洗剤をブラシに取り、素材を傷めないように優しく洗います。
力を入れすぎないように注意しましょう。
③すすぎ洗い
洗剤が残らないように、ぬるま湯を使ってしっかりすすぎます。
水につけこまないように、手ですくってすすぐのがポイントです。
④乾燥
安全靴は乾きにくい素材なので、靴についた水分を乾いたタオルで丁寧に拭き取ります。
新聞紙を丸めて靴の中に詰め、形を整えて風通しの良い場所で陰干ししましょう。
カビの原因になるので、しっかり乾燥させることが大切です。
室内干ししかできない場合は、扇風機を使って風を当てるのも良い方法です。
乾燥後に臭いが気になる場合は、消臭スプレーを使用してください。
安全靴のお手入れ術
毎日の安全靴のお手入れ方法をご紹介します。
汗をかいたとき
安全靴が汗で湿った場合は、風通しの良い日陰でしっかりと乾燥させましょう。
消臭スプレーを使うことで、臭いやカビの発生を防ぐことができます。
雨で濡れたとき
雨で安全靴が濡れてしまった場合は、湿らせた布で汚れを落とし、その後乾いた布でしっかりと水分を拭き取ります。
内部まで濡れている場合は、新聞紙を詰めて形を整え、風通しの良い日陰で完全に乾かします。
インソール
インソール（中敷き）は汗を吸収しやすいため、できるだけ毎日取り出して洗うことをおすすめします。
これにより、靴内の衛生状態を保つことができます。
臭い防止対策
安全靴が臭うときは、消臭スプレーが非常に効果的です。
さらに、重曹水をスプレーして乾燥させるのも良い方法です。
重曹水は手軽に購入でき、特に100円ショップなどでも手に入るため、一度チェックしてみてください。
合成皮革の安全靴は洗える場合もありますが、できるだけ洗わない方が長持ちします。
日常的に外側の汚れを柔らかい布で拭き取り、その日のうちに清潔に保つよう心がけましょう。
安全靴を長持ちさせるためのポイント
安全靴を長く使うためには、日々の使い方とメンテナンスが重要です。
ここでは、安全靴を長持ちさせるための3つのポイントをご紹介します。
①かかとを踏まないようにする
かかとを踏んで履くと靴が変形し、寿命が短くなります。
安全靴は必ず靴べらを使って履くように心がけましょう。
②つま先を打ち付けないようにする
つま先を無理に打ち付けると、靴が傷つき素材が痛みます。
つま先を保護するためにも、注意して履くようにしましょう。
③2～3足を交互に履く
できるだけ2～3足の安全靴を交替で使用すると、メンテナンスがしやすく靴が傷みにくくなります。
また、同じ靴を毎日履かないことで臭いも抑えることができます。
さらに、使用しないときには10円玉を靴の中に入れておくと、消臭効果が期待できます。
これにより、靴内の嫌な臭いも軽減されるでしょう。
これらのコツを実践して、安全靴を長く快適に使い続けてください。
安全靴ケアの重要性まとめ
この記事では、安全靴のスニーカータイプの洗浄方法、日々のお手入れ方法、そして長持ちさせるためのコツについて詳しくご紹介しました。
革以外の安全靴の洗い方としては、まず汚れを水拭きで落とし、次にぬるま湯で薄めた中性洗剤をつけたブラシで優しく洗います。
その後、ぬるま湯を手ですくってしっかりとすすぎ、水分をタオルで十分に拭き取ります。
最後に新聞紙を詰めて形を整え、風通しの良い場所でしっかり乾燥させましょう。
安全靴を長持ちさせるためには、2足以上をローテーションで使用することがポイントです。
こうすることで、靴のメンテナンスがしやすくなり、傷みや臭いを防ぐことができます。
また、中敷きをこまめに交換することで、臭い対策にもなります。
毎日陰干しを行い、消臭スプレーを使用することで、臭いを軽減することができます。
こまめなケアが安全靴の寿命を延ばす鍵となります。
安全靴は過酷な労働環境で足を守るために欠かせないアイテムです。
毎日長時間使用されるため、耐久性は重要ですが、革や合成皮革でできているため、汚れやすく、汗で蒸れて臭いがつきやすいです。
インソールの活用も検討し、快適に使い続けるための工夫をしましょう。
日々のケアを欠かさず行い、常に清潔で快適な状態を保つことが大切です。
