夏になると出番が増えるラッシュガードとレギンス。紫外線対策や体型カバーに優れたこの組み合わせですが、「レギンスってそのまま履いていいの?」と疑問に思ったことはありませんか?
特に海やプールなど肌の露出が多い場面では、下に何を履くかが気になりますよね。この記事では、レギンスの下に履くものについて、直履きの是非や代用インナーの種類などをわかりやすく紹介します。
ラッシュガードとレギンス、そのまま履くのはアリ?
レギンスを直履きするのはどうなの?と思っている方は意外と多いですよね。実際のメリット・デメリットや、他の人のリアルな意見を見ていきましょう。
直履きってどうなの?メリットとデメリット
直履きの最大のメリットは「涼しさ」と「手軽さ」。特に暑い日はインナーなしでレギンスを履くことで、蒸れを感じにくくなります。荷物も少なくて済み、洗濯物が減るのも嬉しいですよね。水着と同様に使えると思えば、すぐに海やプールに入れる手軽さも魅力です。
ただし、レギンスは水に濡れると体にピタッと張り付きやすく、下着のラインが透ける心配もあります。素材によっては透け感が強く出てしまうこともあるため、見た目が気になる方は注意が必要。また、レギンスの生地は汗や水分を吸収しやすく、肌に直接触れると衛生面での懸念もあります。長時間の着用でかゆみやかぶれにつながるケースもあり、肌が敏感な方にはあまりおすすめできません。
実際に直履きしている人の声とは
SNSやレビューを見ると、「動きやすくて楽!」という声もあれば、「濡れると不安になる」「人目が気になる」といった意見も見られます。「下に何か履いた方が安心」という人もいれば、「気にしなければ問題ない」という声も。
感じ方には個人差がありますが、快適さと安心感のバランスが求められますよね。特に女性の場合は、着替えの場面や座ったときの透け感が気になるという声も多く、自分にとって何が一番心地よいのかを基準に選ぶことが大切です。
レギンスの下にインナーは必要?

清潔さや快適さを保つために、インナーの役割は意外と大きいんです。ここでは衛生面や摩擦の観点から、必要性を詳しく解説していきます。
衛生面の観点から
レギンスは汗を吸いやすく、濡れたまま長時間過ごすことは衛生面から考えるとおすすめできません。汗や水分がこもったままだと、ニオイの原因になることもありますし、肌がふやけてトラブルにつながる恐れもあるからです。
特に公共の場所では、インナーを一枚挟むことで清潔さを保てるのでおすすめです。また、インナーを着用することでレギンス自体の汚れも防げるため、結果的にレギンスの劣化を遅らせることにもつながります。こまめに洗濯しにくい旅行中などでは、より重要になってきますね。
摩擦・汗対策としての役割
レギンスの生地によっては、素肌と擦れることで肌トラブルを起こすことも。特に長時間の着用では、太ももや膝の裏、ウエスト部分など摩擦が起こりやすい部分に赤みやかゆみが出るケースもあります。吸汗速乾のインナーを履いておくことで、不快感を軽減し快適に過ごせますよ。
インナーが汗をすばやく吸収・発散してくれるため、肌に触れる湿気を減らし、ムレやかぶれを防ぐ効果もあります。素材選びを工夫すれば、敏感肌の人でも安心してレギンスを楽しむことができます。
代用できるインナーやパンツの種類
手持ちのアイテムで代用できたら嬉しいですよね。ここではおすすめのインナーや、代用品として使えるパンツの種類を紹介します。
スポーツショーツ・スイムインナー
最もおすすめなのが、水陸両用のスイムインナーやスポーツショーツ。速乾性・フィット感があり、濡れても重くならず快適です。特にスイムインナーは、水中でもずれにくく、体にしっかりフィットする構造になっているため、アクティブに動くシーンにもぴったり。
さらに、UVカット機能がついているタイプもあり、紫外線対策もばっちりです。軽量でコンパクトにたためるので、持ち運びも楽で、旅行や日帰りレジャーにも重宝します。
普段使いのショーツは代用できる?
コットン素材のショーツは乾きにくく、海やプールにはあまり向いていません。濡れたままだと重くなりやすく、乾くのにも時間がかかるため、不快に感じることも。ただ、軽い運動やウォーキングなどでは代用可能なこともあります。
通気性の高いデザインや速乾性のある日常用ショーツなら、一時的な使用には十分対応可能です。ただし、見た目やラインの透けが気になる場面では、スポーツ専用のインナーを用意しておいた方が安心でしょう。
レディース・メンズ・キッズで違う?
性別や年齢によって快適に感じるポイントはさまざま。ここではレディース・メンズ・キッズそれぞれに適した履き方を解説します。
レディースの快適さと体型カバー
女性の場合、下着のラインや体のラインを気にする方が多いので、薄手のインナーショーツを合わせる方が安心です。特にラッシュガードとレギンスの組み合わせはタイトなシルエットになることが多く、ラインがはっきりと出やすいため、フィット感のあるシームレスショーツやスポーツインナーがおすすめです。
さらに、体型カバーと機能性の両方を意識した選び方をすることで、より快適に過ごせます。汗をかきやすい季節には、吸湿速乾素材を選ぶことでムレを防ぎ、肌トラブルも避けられます。おしゃれと快適さを両立したい方には、色や柄を工夫したインナーを選ぶのもおすすめですよ。
▼ラインが出にくい&ムレにくい!これがあるとレギンスももっと快適に。
メンズのフィット感と通気性
男性はサポータータイプやフィット系のインナーが人気です。通気性を意識した素材を選ぶことで、ムレや不快感を軽減できます。また、アクティブな動きに対応する伸縮性の高いタイプを選ぶと、運動中もストレスなく過ごせます。
スポーツブランドのアイテムには抗菌防臭機能があるものも多く、汗をかく場面でも安心です。特に薄手のレギンスを選ぶ際は、インナーのカラーや素材も考慮して、透け対策も意識したいところです。
▼動いてもズレにくい!夏のアクティブシーンに最適なメンズ用インナー
キッズの動きやすさと安全性
子どもには、動きやすくて肌にやさしい素材のインナーが◎。脱げにくいフィット感も大事で、砂遊びや水遊びでも快適に過ごせます。ゴムの締め付けがきつすぎないものや、チクチクしない縫製のものを選ぶと、敏感肌の子どもでも安心して使えます。
さらに、タグがないタイプやフラットシーム構造のものは、かゆみや不快感の原因を減らせるのでおすすめです。カラフルでかわいいデザインのものを選べば、着替えも楽しみになりますね。
▼チクチクしない&ズレにくい!お子さまも快適に遊べる工夫が満載
一枚履きNGなシーンとは?
実は、直履きが不向きな場面もあります。トラブルを避けるために、どんなシーンで気をつけるべきかを見ていきましょう。
公共のプールや海水浴場
人の目が多い場所では、直履きはマナー違反と受け取られることもあります。特に家族連れや団体客が多い施設では、周囲への配慮としてインナーを着用している人が多い印象です。レギンスの素材や色によっては、濡れた際に透けやすくなるため、視線を集めてしまうことも。
そういったトラブルを避けるためにも、見た目の安心感を確保することが大切です。施設によっては注意されるケースもあるので、公式サイトや掲示などで事前にルールを確認しておきたいですね。
人の多いレジャー施設や旅行中
移動や着替えが多いシーンでは、インナーを履いておくと安心感が違います。特に更衣室での着替えや、宿泊先での共有スペースの利用時には、万が一の見え方が気になってしまうこともあります。
また、旅先では体調や気温の変化もあるため、保温性や吸湿性のあるインナーを選んでおくと安心です。予期せぬ場面でのトラブルを防ぐためにも、備えておきましょう。複数の予定がある日やアウトドアシーンでは、インナーを工夫することで一日中快適に過ごせるはずです。
関連記事 トレンカとレギンス、どっちが良い?
快適に過ごすためのレギンスの履き方まとめ

レギンスの下に何を履くかは、シーンや目的によって変わります。暑い日は直履きしたくなる気持ちも分かりますが、快適さや衛生面を考えると、インナーを取り入れるのが安心です。スイムインナーやスポーツショーツを活用すれば、見た目もスマートで気持ちよく過ごせますよね。自分に合ったスタイルを見つけて、夏のアクティビティを思い切り楽しんでください!
今回の記事のポイントを簡単にまとめると以下の通りです。
- レギンスの直履きは涼しくて手軽だが、透けや衛生面に注意が必要
- SNSでも賛否両論があり、快適さと安心感のバランスが大事
- インナーは衛生面や摩擦でのトラブル対策に効果的で特に公共施設では推奨される
- おすすめのインナーはスイムインナーやスポーツショーツ(速乾・UV対応)
- 普段使いのショーツでも代用可能だが、濡れる場面では快適性に欠けることも
- レディースはライン・体型カバーを重視、メンズは通気性・フィット感を重視
- キッズは動きやすさ・安全性が優先され、肌にやさしい素材が望ましい
- 公共のプールや旅行時は一枚履きがNGな場合もあり、事前の配慮が必要
- インナーを活用すれば見た目もスマートで、レギンススタイルを快適に楽しめる