きちんと洗濯をしているのに、なぜか黄ばんでしまうワイシャツ。
漂白剤を使っているのに効果がないのはなぜでしょうか。
ワイシャツやブラウスなどの黄ばみに悩んでいる方も多いはずです。
特に会社員の方は、黄ばんだシャツを着ていると相手からの印象が悪くなりそうですよね。
いくら洗濯しても、漂白剤を使っても、黄ばみは出てきてしまいます。
そもそも黄ばみはなぜ発生するのでしょうか?
ここでは、ワイシャツの黄ばみの落とし方と全体的に黄ばんでいる時の洗い方を紹介します。
ワイシャツの全体的な黄ばみが落ちない!汚れの落とし方は?
クリーニングに出しても黄ばんでしまうなら、どうすればいいのでしょうか。
実は、ご家庭にある台所用洗剤を使えば黄ばみを落とせるんです。
台所洗剤は油汚れを落とすことができ、たんぱく質も落とせるように作られています。
そのため、大抵の汚れは台所洗剤で落とすことができるんですよ。
黄ばみを落とす洗剤の作り方
濃縮タイプの液体台所用洗剤を大さじ1容器に入れる
酸素系粉末タイプの漂白剤を大さじ1/2入れる
水を大さじ2入れる
軽く混ぜる(混ぜすぎると漂白剤の効果が薄まるため注意)
この溶液を黄ばみの気になる所に塗って洗濯すると、部分的な黄ばみを落とすことができます。
洗剤を作れたところで、全体が黄ばんでしまったワイシャツの洗い方をご紹介します。
全体が黄ばんだワイシャツの洗い方
黄ばみを落とす方法は以下です。
- 上記の溶剤を用意する
- 40℃くらいの2リットルのぬるま湯を用意する
- ぬるま湯に溶剤を加える
- 黄ばんだワイシャツを約10分漬けこむ
- つけ終わったら溶液ごと洗濯機に入れる
- そのまま洗濯を回す
黄ばみが強い場合は、漬け込む時間を延ばしたり、溶液に洗剤を足すといいです。
3か月に1回この洗濯方法を行えば、黄ばみ知らずになれますよ。
ワイシャツが黄ばむのはなぜ?黄ばみの正体とは?
ワイシャツが黄ばむ原因は、主に洗剤の残留物や人間の皮脂です。
これらが空気に触れて酸化し、黄色く変色してしまいます。
特に高温多湿の環境では、3~4日で黄ばみが発生することもあります。
クリーニングに出しても黄ばみが消えないことがありますが、その原因は保管方法にあります。
①ビニールに包んだまま保管していた
クリーニングから戻ってきたワイシャツをビニールに包んだまま保管していると黄ばみの原因となります。
ビニールはクリーニング後に埃がつかないようにするためのものです。
そのまま保管すると中で蒸れ、黄ばみが発生します。
さらに変色や虫食いの原因にもなるので、ビニールはすぐに外しましょう。
②すすぎ不足で洗剤が残っている
家庭での洗濯でも、すすぎ不足が黄ばみの原因となります。
最近の洗剤は「すすぎ1回」を推奨していますが、多くの人が洗剤を多めに使ってしまいます。
さらに柔軟剤や漂白剤を加えると、洗剤が完全に落ちきれません。
これが黄ばみの原因です。
すすぎ1回と書かれていても、黄ばみを防ぎたいならすすぎを2回にすることをお勧めします。
いつも綺麗に!ワイシャツの黄ばみを防止する方法
ワイシャツの黄ばみは、多くの人が抱える悩みの一つですが、日々のちょっとした工夫で予防できます。
お湯のシャワーで黄ばみを抑える
黄ばみが目立つワイシャツなどは、脱いだ後に50~60℃のお湯のシャワーを襟元や袖口に1分ほどかけるだけで効果が期待出来ます。
襟袖に付いた皮脂やたんぱく質をお湯で洗い流すことで、繊維の中に沈着するのを防げます。
洗濯の時に酢を入れる
昔の人は黄ばみ防止に酢を使っていました。
洗濯機の中に水45リットルに対して酢を50ml入れて、洗剤と一緒に洗濯を回すだけでOKです。
匂いが気になるかもしれませんが、酢は蒸発するため匂いが残ることはありません。
これで安心して黄ばみを防ぐことができます。
黄ばんだワイシャツまとめ
ワイシャツの黄ばみの落とし方と、全体的に黄ばんでいる場合の洗い方についてご紹介しました。
黄ばみの原因となる皮脂は、時間が経つほど沈着しやすくなります。
そのため、着用後はできるだけ早く洗濯することが重要です。
洗濯を数日に一度にするのではなく、できるだけ頻繁に行うことで黄ばみを防ぐことができます。
また、日々のちょっとした工夫で黄ばみを抑えることができます。
今日からでも始められる簡単な対策をぜひ試してみてください。