革製品は使うほどに味わい深くなり、自分だけの特別なアイテムに育ちます。
しかし、同時に普段のお手入れが重要で、特にシワが付きやすいのが難点です。
スーツでビシッと決めていても、シワのついた鞄では台無しです。
やはり、革の鞄はきちんとシワを伸ばして持ちたいですよね。
そこで今回は、簡単にできる革のシワを伸ばす方法と、長持ちさせるためのお手入れ方法をご紹介します♪
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革の鞄のしわを取る方法
革の鞄に一度ついてしまったシワを取るのは難しいと思われがちですが、実は身近なもので簡単に対処できます。
今回は、アイロンを使った革のシワ取り方法をご紹介します。
必要なものは以下の3つです。
- 新聞紙またはタオル
- 綿100%のタオルまたはハンカチ(当て布として使用)
- アイロン
手順は以下です。
- 革の鞄の中に新聞紙やタオルを詰めて、アイロンが当てやすいようにします。
- 水で濡らしたハンカチを軽く絞ります。
- シワ部分にハンカチを当てます。
- アイロンを直接当てず、少し離してスチームを当てます。
- 水分を乾いた布で拭き取ります。
- 作業が終わったら、通常の革のお手入れを行いましょう。
これらの作業の中で注意することがあります。
- アイロンの当てすぎに注意しましょう。革は熱に弱いため、長時間のアイロンは避けてください。
- 素材に注意しましょう。スエードやエナメル加工の革、合成皮革はアイロンの熱でダメージを受けることがありますので、これらの素材にはアイロンを使用しないでください。
- アイロンを使う際は、温度を低めに設定し、常に様子を見ながら行ってください。
この方法を試す際は、革の素材や状態をよく確認してから行いましょう。
慎重に作業してくださいね。
革鞄を長持ちさせるためのお手入れ方法
革鞄を長く使うためには、定期的なお手入れが欠かせません。
しわを防ぎ、革を美しい状態に保つための基本的なお手入れ方法を紹介します。
革鞄のオイルケアで準備するのもは以下です。
- 馬毛ブラシまたは乾いた布
- 革用オイル
- オイルをつけるための柔らかい布
- 乾拭き用の柔らかい布
作業に入る前に、鞄の中身をすべて取り出し、オイルを目立たない場所に塗ってテストし革の変色がないか確認してください。
問題ないことが確認できたら、以下の手順で行ってください。
- 馬毛ブラシまたは乾いた布でバッグの表面のホコリを取り除きます。
- 柔らかい布に、1円玉大の量の革用オイルをつけます。
- バッグ全体に円を描くようにしてオイルを均一に塗ります。
- 30~60分ほど乾燥させます。
- 柔らかい布で乾拭きし、余分なオイルを取り除きます。
注意点は以下です。
- オイルのつけすぎはシミの原因になるので注意してください。
- ポイントはオイルをできるだけ早く均一に塗ることです。
また、日常のお手入れも大切です。
- 1か月に1回のオイルケアがおすすめですが、毎日使う鞄は日々のお手入れも重要です。
- 1日の終わりに乾拭きやブラッシングで革の表面のホコリや汚れを落としましょう。
- 表面のホコリや汚れがついていると、革が乾燥しやすくなるため、毎日のお手入れが大切です。
保管方法もお伝えします。
- 保管する際は、直射日光の当たらない涼しい場所に置いてください。
- 長期間保管する場合は、形を保つために中に新聞紙や詰め物を入れるとよいでしょう。
これらのケアを日々心がけることで、革鞄を美しい状態で長持ちさせることができます。
ぜひ参考にして、大切な革鞄を長く愛用してください。
まとめ
革の鞄のシワを取る方法と長持ちさせるお手入れ方法をご紹介しました。
革のシワを伸ばす方法は、正しい手順と注意点を守れば家庭でも簡単に実践できます。
シワを伸ばす前には、革の種類や状態をしっかりと確認してください。
また、革鞄を長く使うためには、日常的なお手入れが欠かせません。
定期的にオイルケアを行い、使用後は乾拭きやブラッシングでホコリや汚れを落としましょう。
保管場所にも気を使い、直射日光の当たらない場所で保管することが大切です。
革の鞄は高価なものが多いですが、その分、お手入れをすれば長く使うことができます。
日々のお手入れは少し手間に感じるかもしれませんが、それによって革の鞄はさらに価値のあるものとなります。
長く愛用することで、世界に一つだけの特別な革鞄となるでしょう。
しっかりとお手入れをして、革鞄を長く大切に使っていってください。