チーズケーキを作ったあと、「冷やす時間が長すぎる…」「早く食べたいのに間に合わない!」と感じたことはありませんか?
そんなときに気になるのが冷凍庫を使って冷やす方法ですよね。
実際に冷凍庫を使えば冷やす時間をグッと短縮できる場面もありますが、一方で食感や味に影響が出る可能性もあるためコツが必要です。
この記事では冷蔵と冷凍の違いから冷凍庫での具体的な冷やし方や注意点・チーズケーキの種類別に適した方法まで、丁寧に解説しています。
「冷やす時間を短くしたいけど、失敗したくない…」そんな方にこそ読んでほしい内容となっていますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
チーズケーキを冷やす時間と冷凍庫を使う理由とは
チーズケーキを手作りする時は冷やす工程ってとても大事ですよね。
せっかくおいしく作れたとしても、しっかり冷えていなければ味も食感も半減してしまいます。
そんなとき、少しでも早く冷やしたいという気持ちから「冷蔵庫じゃなくて冷凍庫でもいいのかな?」と考える方も多いと思います。
ここではそもそもなぜ冷やす時間が必要なのか、そして冷凍庫を使う意味について見ていきましょう。
冷蔵と冷凍の冷やし方の違いを知っておこう
まず基本として冷蔵と冷凍では冷えるスピードも温度もまったく違いますよね。
冷蔵庫は一般的に3〜5℃程度でゆっくりと冷やすのに対して、冷凍庫は-18℃前後と一気に冷やすため短時間で内部までしっかり冷えるのが特徴です。
この違いがチーズケーキの「仕上がり」に影響を与えます。
冷蔵庫でゆっくり冷やすと食感がなめらかになりやすいですが、冷凍庫だと早く固まる代わりに部分的に凍ってしまうこともあるので「ただ早く冷やせばいい」というわけでもないところがちょっと難しいんですよね!
冷凍庫を使うことでどれくらい時短になるのか
「でもやっぱり早く食べたい!」という時は冷凍庫をうまく使えば冷やす時間を大きく短縮できます。
たとえば冷蔵庫で6時間以上掛かるようなケースでも、冷凍庫を使えば1時間〜1時間半程度でしっかり冷える場合もあります。
ただしこれはケーキの厚さや容器の素材にもよるので、絶対的な目安というより「状況によって使い分ける」のがベスト。
あとで詳しく紹介しますが、冷凍庫で冷やすときは途中で一度様子を見てあげたりと失敗しないためのコツがいるんです。
チーズケーキの冷やす時間を冷凍庫で短縮する方法
「冷凍庫を使えば早く冷やせるって聞いたけど、具体的にどうやればいいの?」という方、多いですよね。
ここでは冷凍庫を使ってチーズケーキの冷やす時間を短縮するための実践的な方法についてご紹介します。
コツを押さえれば時短できるだけでなく、美味しさもきちんとキープできますよ。
型のまま入れてOK?冷やすときの注意点
まず迷うのが「型に入れたまま冷凍庫に入れても大丈夫?」という点ですよね。
結論からいうと型に入れたままでもOKですが、注意したいのは「底がしっかり冷えるようにする」ことと「ラップなどで乾燥を防ぐ」こと。
またガラスや陶器など厚みのある型は冷えるまで時間が掛かるので、金属やプラスチックなど熱伝導率の高いものを使うと時短効果が大きくなりますよ。
その他に冷凍庫の中でケーキの上に何かが落ちないように、スペースを確保してから入れるのが安心です。
冷凍庫で冷やすベストな時間とタイミング
気になる冷やす時間の目安ですが、だいたい1時間〜1時間半です。
それ以上入れると表面や端のほうが固まりすぎてしまったり、うっすら凍ってシャリっとした食感になることがあるので要注意です。
冷凍庫に入れるのは焼いた直後や温度が高いままだと結露で表面がべちゃっとなってしまうので、粗熱を取って常温でしっかり冷ましてからのタイミングがベスト。
途中で様子を見て、指で表面を軽く押して少し弾力があればOKのサインです。
チーズケーキを冷やす時間に冷凍庫を使う際の注意点
冷凍庫を使えばチーズケーキの冷やす時間を短縮できて便利なんですが、実はデメリットや注意点もあるんですよね。
知らずにやってしまうと「せっかく作ったのに…」とガッカリすることにもなりかねないので、冷凍庫を使うときに気をつけたいポイントをしっかり押さえていきましょう。
固まりすぎ・凍らせすぎに注意しよう
冷凍庫の力は強力なので、気づかないうちにチーズケーキが部分的に凍ってしまうということがあります。
特に表面や端っこは冷気が直接当たりやすいので、気を付けないとシャリシャリしたり硬くなりすぎたりしてしまうんです。
「ちょっと早く冷やしたかっただけなのにアイスケーキみたいになっちゃった…」という失敗はよくある話なので、冷やす時間は1時間〜1時間半を超えないようにしつつ途中で様子を確認するのが失敗しないコツです。
食感や味に影響が出ることはある?
チーズケーキは冷やすことで味がなじんで美味しくなるんですが、凍らせすぎると食感が変わるというリスクがあります。
特にレアチーズケーキの場合、ムースのようななめらかさが損なわれてしまって少しパサついてしまうこともあるんですよね。
また、一度凍ったものを解凍すると水分が出やすくなって表面が水っぽくなるケースもあります。
見た目が悪くなるだけでなく味にも影響するので、冷凍庫を使うときは「冷やす目的」に留めて長時間の放置や保存には向いていないと覚えておくと安心です。
チーズケーキの種類別に見る冷やす時間と冷凍庫の使い方
チーズケーキと一口に言ってもいろいろな種類がありますよね。
レアチーズケーキ・ベイクドチーズケーキ・スフレタイプなど、それぞれ冷やし方に向き不向きがあるんです。
ここではよく作られている2種類のチーズケーキについて、冷やす時間と冷凍庫の使い方を詳しく見ていきます。
レアチーズケーキは冷凍庫で冷やしても大丈夫?
レアチーズケーキは焼かずに作るタイプなので冷やす工程がとても重要です。
ゼラチンやクリームチーズがベースになっているため、しっかり固めるには冷蔵庫では4〜6時間が目安とされることが多く時間がかかるんですよね。
「それでは間に合わない!」というときは冷凍庫の出番ですが、レアチーズケーキは冷凍庫で凍らせすぎると食感が崩れやすいという弱点があります。
ムースのようなふわっとした口あたりが命なので、冷凍庫で冷やす場合は1時間以内を目安にしてしっかり様子を見ながら調整するのがポイントです。
ベイクドチーズケーキの冷やす時間の目安とは
ベイクドチーズケーキは焼き上げたあとに冷やす工程があります。
焼き立てはまだやわらかく、粗熱を取ってから冷蔵庫で寝かせることでしっとりとした食感に仕上がります。
冷蔵なら6時間〜一晩が理想ですが、冷凍庫を使えばこれを2時間程度まで短縮することも可能です。
ベイクドタイプはレアチーズよりも冷凍耐性が高く、少し凍っても問題が出にくいのが特徴。
ただし、一気に冷やし過ぎると表面がひび割れたり内部がまだ熱を持っていると水分がこもってベチャッとなることがあるので完全に粗熱を取ってから冷凍庫に入れることが鉄則です。
まとめ:チーズケーキを冷やす時間は冷凍庫でも工夫次第で短縮可能
チーズケーキの冷やす時間は、待つ時間が長くてちょっともどかしいですよね。
そんなときに活用できるのが冷凍庫。
冷蔵庫に比べて短時間でしっかり冷えるので工夫次第では大幅な時短が可能になるんです。
ただし、冷凍庫を使うにはいくつかのポイントと注意点があります。
冷やしすぎによる凍結や食感の変化に気をつけること・ケーキの種類によって冷やし方を変えることなど、ちょっとした知識があるだけで仕上がりに大きな差が出ます。
特にレアチーズケーキは繊細な食感を大事にしたいので慎重に、ベイクドタイプは比較的扱いやすいですがそれでも冷やし方ひとつで印象が変わるんですよね。
ぜひこの記事を参考に自分のライフスタイルに合わせて冷凍庫を上手に使いこなして美味しいチーズケーキを楽しんでくださいね!