リネンシャツは通気性が良く、さらっとした着心地が魅力で、年中愛用している方も多いでしょう。
しかし、リネンシャツのシワが気になることはありませんか?
アイロンをかける人、シワのまま着る人、それぞれいると思います。
シワのままでも味があって良いのですが、20代を過ぎるとアイロンをかけて着た方が良いという意見も増えてきます。
年齢を重ねるにつれて、服装はきれいに整えて着ることが重要です。
リネンのシャツはアイロンをかけて着るべきなのか、それともシワのままで良いのかについて解説します。
さらに、リネンシャツがシワにならない洗濯テクニックも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
リネンのシャツはアイロンがけが必要?シワのままではダメなのか?
リネンシャツはその独特のクシャっとした風合いが魅力ですが、アイロンをかけるべきかどうか悩むこともありますよね。
リネンシャツの着こなしについて調べてみると、以下のような結論が出ました。
スーツやジャケットで着る場合とカジュアルな服装とで分けて説明します。
スーツやジャケットの下に着る場合
スーツやジャケットの下にリネンシャツを着る場合は、アイロンがけをしてシワをなくした方が良いです。
シワがあると全体的にだらしなく見えてしまうので、アイロンをかけてしっかりとした印象を与えましょう。
カジュアルな服装として着る場合
カジュアルな場面では、リネンシャツのクシャっとしたままの風合いが自然でおしゃれです。
ただし、あまりにもシワが強すぎると逆効果になることもありますので、程よいクシャっと感を意識すると良いでしょう。
リネンシャツの特徴を活かしつつ、シーンに応じた着こなしを楽しんでみてください。
リネンのシャツにアイロンがけする際の注意点
リネンシャツにアイロンをかける際には、いくつかのポイントに気をつける必要があります。
まずは、アイロンをかける前に洗濯表示マークをチェックしましょう。
これでアイロンがけが可能か確認できます。
脱水は短めにする
アイロンをかける際は、脱水を短めにしておくことが重要です。
脱水が長いとシワが深くなり、取りづらくなります。
もし脱水が長くなってしまった場合は、アイロンをかける前に霧吹きで水分を与えておきましょう。
アイロンは高温でOK
リネンは比較的熱に強い素材なので、高温のアイロンを使っても大丈夫です。
ただし、直接アイロンを当てるとテカリが出ることがあるので、あて布を使用することをおすすめします。
霧吹きを活用する
頑固なシワには霧吹きが効果的です。
シワの部分に霧吹きをして、手で引っ張ったり叩いたりしてみてください。
これでアイロンがけが楽になります。
リネンシャツのシワを取りたい場合は、これらのポイントに注意してアイロンがけを行ってください。
シワが少ない場合は、霧吹きと手でのシワ取りだけでも十分効果がありますので試してみてくださいね。
リネンのシャツの洗濯方法とシワを防ぐコツ
リネンシャツを洗う際のポイントをご紹介します。
水かぬるま湯で洗う
リネンは高温のお湯で洗うと繊維が縮んでしまうことがあります。
水もしくはぬるま湯を使用するのがおすすめです。
洗濯ネットに入れて洗う
洗濯する際は洗濯ネットに入れることを忘れないようにしてください。
ボタンが付いているものは全て閉め、裏返してネットに入れましょう。
これにより色落ちや縮みを防ぐことができます。
手洗いがおすすめ
色落ちや縮みを避けたい場合は、手洗いが最適です。
リネンシャツは洗濯機で洗うと色落ちや縮みが発生することがあるため、手洗いで優しく洗い、おしゃれ着用の洗剤を使うと良いでしょう。
しわを防ぐ脱水方法
リネンシャツがシワシワになる主な原因は、脱水です。
脱水の時間は10秒ほどの短時間に設定し、可能なら脱水を避けるのがベストです。
リネンは早く乾くので、濡れたまま干しても大丈夫です。
水の重みでシワが伸びやすくなります。
乾かし方
リネンシャツを乾かす際は、乾燥機や直射日光を避け、長時間干さないようにしましょう。
色ムラになる可能性があります。
洗濯機での伸び縮みや手洗いが難しい場合は、クリーニング店に頼むのも一つの方法です。
プロに任せれば、安心して綺麗に仕上がりますよ。
リネンシャツのシワ取り方法まとめ
リネンシャツのシワ取り方法についてまとめました。
リネンシャツは、スーツやジャケットの下に着る場合はアイロンをかけると良いでしょう。
一方、カジュアルな服装にはシワのままでも自然な風合いが楽しめます。
そのため、用途に応じてアイロンがけをするかしないかを選ぶのがポイントです。
リネンのシャツは通気性が良く、着心地も抜群なので、季節を問わず重宝します。
アイロンがけを迷っている方は、今回ご紹介した方法を参考にしてみてくださいね。
また、リネンシャツを洗濯する際のシワを防ぐポイントは「脱水時間」を短くすることです。
脱水を短めにし、もしくは脱水しないでそのまま干すことでシワが少なくなります。
乾きも早いので、ぜひ試してみてください。